こんばんは、化石です。
相変わらずお金の悩みが絶えない日々を過ごしています。
皆様、感応性逓減効果というものをご存じですか?
名前は知らなくとも現象は心当たりあると思います。
金額が大きくなると判断力や感じ方が鈍化するというものです。
よく聞く事例だと、住宅ローン5000万ほどの見積もりの最中にキッチンをもう一つグレードアップしましょうという200万円の提案に対し、「5000万も5200万もあんまかわらんか」となるものです。200万円とはどう考えても熟考すべき大金なのに安易に決断してしまう心理現象を言います。
このような大規模なものでなくとも、この心理効果を狙ったサービスはもっと身近に多く隠れていて、コンビニやスーパーのレジ横にあるガムやホットスナックなども安価な追加課金の最たる例のひとつですね。
この現象が僕の中でも起きているのではないかと心配になることがあります。
というのも、借金が増える際に
「借金8万円だと金利込みで10万だとして、返済期間が1か月伸びるんか~」
といった具合に考えるようになりました。
昨日の投稿で借金はマラソン感覚で安定して返済していかないと、3年後なんて先すぎるから想像つかない的な発言をしました。
ただ、これは逆説的なのですがどうせまだ400万近く借金残ってるし、3~4年後の返済が1ヶ月やら2か月伸びようが…みたいな感覚でもあります。
これが借金の感応性逓減効果。
もちろんタイトルは言いすぎなので、本当に罪悪感が薄れているわけではありません。釣りタイトル(?)で申し訳ございません。
1万でも借金は借金ですからね。
わかっているんです。
話を戻すと現実問題、現在の貯金0の状態だと支払いの先延ばし&金利は承知の上で借金が増えるのはもはや必然になっています。
なので「耐えの月」と「安定した返済ができる月」があっても良いのかななんて思います。
割合はもちろん後者が8割じゃないといけませんがね笑
何が言いたいかといいますと、借金返済マラソンの真髄である境地(かっこつけんな)に達してしまっているのかもしれません。
というのも、実は本日はなかなかの出費があったんですね。
携帯の修理費と病院受診料。
携帯のカメラが壊れてしまってから4ヶ月ほど放置していたのですが、もうどうにもこうにも修理しないと仕事にも日常生活にも支障をきたしていたので思い切って決断して修理をしました。携帯が壊れてからは一眼レフとGoProでなんとかやりくりしていたのですが観念しました。
¥20,200也
また、諸事情で妻の病院に行き急な出費として
¥57,000也(保険不適用のため高額)
きちー。
こういうときのために貯金がないと渋いんですよね。
貯金というか、実は借金返済がなければ化石夫婦の生活ならこれくらいの大型の出費があっても決して赤字になるようなこともないのですが、僕のカルマ(借金をカッコよく言うな)のせいで、支払い能力がなく結局借金が増えることになってしまいました。まるまる7.7万円借金上乗せではなく、今月トータルの収支を〆てからどれだけ借金が増えたかを正確に把握します。
結論としては、返済期間を伸ばすか、稼ぎを増やして期間は伸ばさないように食いしばって働くか。
ちなみに、先ほどのマラソン感覚って話はリボ払いに通ずるところがありますね。
基本は繰り上げ返済で、本当にきついときは金利だけ払ってジャンプ。
これがリボとの本当に良い付き合い方かなと思います。
ネットでよく見る元金全然へってなくてやばい!!みたいな話ってまじで1万とか2万とかの最低返済額しか払っていないので、そりゃ一生終わらんだろと。敵(システム)を知ってこそじゃないかなと思います。CMでもよく「ご利用は計画的に(破滅しても知らんがな)」とよく言ってますよね。
リボって平気で金利15~18%とかで金利がやばいのはわかっていますし、
地獄に落ちていく人がたくさんいるのも理解しているつもりですが、
借りてるもんは借りてるわけですから、どうせ借りるならこちらも上手に利用できるように考えないとね。ご利用は計画的に(大事なことなので2回言いました)
※ちなみに、読者さんの中で借金に疎い(良いこと)方のために、リボ地獄のやばさを説明します
仮に200万借りてて、金利15%だったら金利は30万円。
毎月5万返済して年間60万支払っても元金は30万しか減っていないので、借金は170万も残っています。60万も払ったのに!で、今度は170万にまた金利がかかって…という具合に借入額が多くなるとまーーーじでとにかく金利の比率がやばいんですわ。もちろん50万だけの場合は金利は7.5万なので、5万返済なら実質2か月目以降は元金だけ減らせるので一年で返しきれます。なんなら12ヶ月目で完済です。
でも、現実はリボ地獄の人って、50万借りても請求額通りに毎月1万とかしか返済していないので1年たっても年間12万支払っても元金は4.5万しかへっていないんです。そこで「え????」となるわけです。そしてそのころにはもう借金は100万200万と雪だるまで気が付いたらときにはいろいろ終わっているというのがリボ地獄です。
そりゃこんだけ楽に儲かるんだからお金を貸してくれてかつ、リボをおすすめするCMが蔓延するのも理解できますわ。
つまり、元金を1万でも2万でも、もっといえばたとえ1000円でも毎月繰り上げ返済しないと本当にきつくなるのがリボ。
最低金額だと金利しか払ってないですからね、先ほどのジャンプを永遠繰り返して何十年スパンで金利を払い続ける。
これがリボ地獄(リボ童貞がよく語るわほんま)
読書のみなさんは僕が地獄に落ちるか、はたまた生還するのか見ていてください。
それでは次の記事でお会いしましょう!!
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