こんにちは、化石です。
突然ですが、人事部に皆さん興味はおありですか?
世間では花形部署と言われています。
(中小企業では人事部や総務は独立しておらず、社長や役員会が実質権限を持っていることが多いです)
ではなぜ、人事が花形部署と言われているかというと、企業にとって主要な経営資源である、【ヒト・モノ・カネ】に関して、「ヒト」の部分を担っているからですね。
「ヒト」が最重要課題と捉えている企業も多いため、花形と言われることが多いです。
また、人事異動は各部署のパフォーマンスに直結するため、経営者層に距離感が近いことも影響していると思います。
更に、新卒採用も担当しているので企業の新陳代謝に大きく関わっていますので、企業の心臓部と表現されることも多いです。
で、なぜ突然こんな話をしているのかというと…
ネットには一流の人事様が多すぎる。
「これまでのべ1000人と面接」
「500人の採用に関わってきました」
「部署移動で会社の残業を20%削減達成」
とまぁ、個人的に面接や採用人数の多さでキャリア形成したり、箔が付くと思っている人事が嫌いなんですよ。(今日は化石節の会ですのであしからず)そんなん通常業務やん、大袈裟に言えば事務職がコピー取ってるのと変わらんくらい普通のことじゃん。
では、なぜここまで評価されるのかというと、営業職に対しても同じ傾向がありますが「対ヒト」だから。はっきり言って変数が大きいんですよね。だからきつい。
話を戻すと、化石が思う人事として最も成長する仕事は何かというと、
人をクビにしたことがあるか
です。
僕は起業経験があり、もっと言えば会社を畳んだ経験があります。
クビにした経験はありませんが、僕からの仕事を食い扶持にしていた方との関係を絶たざるを得ない経験は何度もあります。
これが、解雇宣告だったらどうか。
想像しただけで身の毛もよだちます。
クビを言い渡された相手の家族の顔を想像したこと
駅のホームでもしかしたら今日線路に突き落とされるかもしれない
そんなことを思ったことがある人事がどれだけいるんでしょうか。
少し大げさかもしれませんが、人によっては文字通り生きるか死ぬかの瞬間と言っても過言ではないかもしれません。
本人によほど過失がない限り、クビというのは日本の雇用制度ではなかなかないと思います。
が、それでも倒産や資金繰りの関係で解雇せざる事態をさけられない企業は少なくありません。数少ない経験だからこそ他の同職種の人と違った成長があると思います。仕事での成長なんて、得てして日常業務外にありますので。
決して華やかさだけでやっていける職種でもないのに、良い部分だけが独り歩きしていると思います。
だから僕はSNSで採用に関わった人数や、面接の回数で偉そうにする人事は好きではありません。
それ通常業務やん
とか思っちゃいますね。
どんな職種でもそれぞれ本当の意味で成長するには、超えるべき一線があると思っています。
もちろん誰もが仕事に対して成長意欲があるわけではないこともわかっています。
僕もギリギリZ世代ですからね、気持ちはわかります。
僕に関しては、成長意欲のあるなしというより「あくまで仕事で結果を出して職場での昇給や、副業で稼ぎを増やすための手段」として成長したいと思っています。
なんというか、20代の頃の「圧倒的成長!!!」みたいなものは残念ながらありません。当時はそういうのがあったから起業なんてしたんですけど、もうそういうのは勘弁です笑
ちなみに、結果として多くの借金を抱えることになりましたが、僕にとっての成長は起業経験でしたね。きっと視野も広がり、生命力もついたことでしょう。みなさんは仕事で「成長したな!!!」という瞬間やプロジェクトはありましたか?
良かったら教えてくれると嬉しいです。
少しは気持ちに余裕をもって人生を過ごせるようになったのはあの頃の経験のおかげかなと少しは思いたいところですw
借金返済の額はまっっったく余裕はないですけどね笑
サラリーマンが気楽で良いです笑
固定給ありがたいですw
もちろんやる気がないわけではなく、上手に冷めているといいますか、職場でもなんでもかんでもイエスマンにはなれないですね笑
残業も会社にとって(つまり巡り巡って自分に)リターンがあると思っているのでやります。
ぶっちゃけリターンが期待できないブラック企業だったら絶対に残業しなかったと思います。
世の中を見ると劣悪な環境や会社でブラック労働を強いられている人をよく見ますが、冗談ではなくそういう人の助けになりたいなと思うこともたくさんあります。自分を一番大切にできない人生を送っている人を見ると辛くなります。
少し先の話になるかもしれませんが、借金返済や仕事で辛い思いをしている方々を助けらるような活動をしたいなと思います。
それでは次の記事でお会いしましょう!!
コメント